Takuya A's Beer Collection
Takuya A's Beer Collection

一日の終わりに、寛ぎながらグラス片手にビールを嗜む。
今日も一日お疲れさまでした、無事平和に過ごせたことに感謝する。

書籍

坂口 謹一郎 著『坂口謹一郎酒学集成〈1〉日本の酒文化』


2022/4/6

読了。著者が執筆した書籍2冊 “日本の酒” “古酒新酒” 収録。清酒・焼酎・泡盛等々を含めた “日本の酒” の歴史文化、”日本の酒” の品質/価値を世界的に高めようとする著者の気概と信念が読み取れる内容だった????

P.228
フランスなんかへ行かれた方はご承知と思いますが、自分の村の酒を誇りとし、また同じ村でも人のところのはまずい、おれんところの酒はいいんだといって大変威張っておる。こういうふうな、つまり酒を誇りに思うのは愛国心に通じることでもあると思うのであります。日本の酒のような酒はどこにもないのですから、西洋の酒に対してもう少し誇りをもたなければいけない。

P.319
一たん殺された酒である。濁酒も、古酒も、樽酒も、また「ねり酒」の復活も、また合成酒や三増酒、吟醸酒や活性炭酒や「アル添酒」も、すべてはおそらくすぐれた将来の酒への大きな試練の道の一つの階段となろう。われらも、どこへ行くかとただ見まもるだけではなしに、皆で国の誇りの酒を育てて行きたいものである。

P.363
“たまきはる いのちのかぎり こひしきは このひとつき(一杯)のものにぞありける”

坂口謹一郎先生は、酒はその国の文明の高さ程度を示し、芸術性豊かなものであり、酒の味の理解はその人の教養の深さによって左右されるという。これはいわば坂口先生の日本の酒についての信念・信条であったと私は感ぜられる。先生ご自身もたいへん酒を愛されたことは右の歌に見るとおりである。また酒も強く、最晩年まで良く召し上がった。

坂口 謹一郎 著『坂口謹一郎酒学集成〈1〉日本の酒文化』https://amzn.to/3r55qgs

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2022/2/1

坂口 謹一郎 著『日本の酒』 – Takuya A’s Beer Collection
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2021/10/14

坂口謹一郎 著『愛酒楽酔』 – Takuya A’s Beer Collection
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2021/8/10

坂口 謹一郎 著『世界の酒』 – Takuya A’s Beer Collection
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